真っ白な紙コップを見つけると、クレヨンを指差し「ちょうだい！」と教えてくれます。

クレヨンを渡すと紙コップにお絵描きをし始めました。

丸くお絵描きをするのが難しい紙コップですが、自分の手を紙コップの中に入れて潰れないように工夫しながら描いていました。

 

お絵描きしてくれた紙コップとダンボールを使ってトンネル付きのモグラ叩きゲームを作ると、「これなぁに？」と不思議そうに見ています。

ハンマーを渡すと「キャー！」と大喜びで色々なところを叩いて色んな音を出して楽しんでいます。

 

「見ててね！」とダンボールの穴からモグラを出すと「うわー！！」ともぐらが出たり潜ったりするのを笑顔で見ていました。

何度か潜るのを見ると手でモグラを叩こうと集中して追いかけています。

手でモグラを叩くことができるとピョンピョン飛び跳ねながら喜んでいました。

 

「ハンマーも使ってごらん」と話すと「うん！」とハンマーを構えてまた集中します。色々な穴から出るモグラを必死に目で追い、ハンマーで叩くことが出来ていました。

目と手の動作を連動させ素早く叩くことができるようになり、届かないところは手を伸ばすのではなく自分が移動して叩くことも出来ていました。

 

モグラ叩きが終わると、穴から物を落としてみたり、下から穴を覗いて見たりと他の遊び方もします。

トンネルをくぐりながら「いってきまーす！」と言ってお出かけしたり、「こっちおいで！」と看護師を誘ってくれたりしました。

ハンマーも叩くだけではなく、裏返して物を入れて運んでみたりと違う使い方もでき、1つの物で沢山の遊びや使い方を考えることが出来ていました。