病児保育
今日の病児室は0歳児の利用でした。
クラスでも触れる機会のある数字のパズルを病児室で見つけ、「これする!」と看護師に持ってきてくれる0歳児。
お熱も高いため、座って安静を保ちながら活動を行います。
看護師と一緒に指差しをしながら数字を0から9まで数えます。
最初はパズルから指定された数字を外していきました。
「2をください」と看護師が言うと「これ!どうぞ!」としっかり2のパズルをくれました。
「9をください」と伝えると7を取りながら「これ、ちがう」とまた7を置き9を探していました。しっかり数字の形を覚えてきていて違いも分かるようになってきました。
全部外し終わると次はパズルをはめていきます。
「好きな数字はなんですか?」と聞くと「8!」と好きな数字からはめていきます。
全部の数字をスムーズにはめることができました。
「これなぁに?」と0歳児が指をさしたのは「+、-、×、÷、=」の記号パズルです。
まだ聞く機会もなく、目にすることも少ないですが1度全部の記号を教えてみるとしっかり覚え、並んでいる順番通りではなくバラバラに記号を言っても、伝えた記号と同じパズルをはめることができていました。
またパズル使って上に組み立てようとしてみたり、はめるだけではなく色々な遊びを考える0歳児。
素早く覚え、しっかりとパズルをはめることができ、拍手をすると0歳児も笑顔で「上手!」と拍手をしていました。
頭を使う活動で難しいかなと思う事でも、声掛けややり方を工夫したり、遊びの中に取り入れていくことで、出来ることが沢山増えていきとても成長を感じる活動でした。